オーストラリアETAの申請方法【手順を解説】

オーストラリアETA(subclass 601)の申請には、日本語フォームと入力情報の確認サービスを利用して準備を進める方法と、Australian ETAアプリから自分で申請する方法があります。日本語で必要事項を入力し、パスポート情報などを確認してもらえるサポートは、英語での手続きや入力ミスに不安がある方に便利です。

日本国籍の一般旅券を持つ方は、通常、ETAの申請対象となります。申請にはパスポート情報の読取り、本人確認、必要事項への回答などが含まれます。サポートサービスを利用すれば、申請前の準備や入力内容の確認について支援を受けながら手続きを進められます。

ETAの申請は、通常、Australian ETAアプリを通じて行われます。以下では、自分で申請する場合の具体的な流れを紹介します。サポートを希望する場合は、提供されるサービス内容を確認し、自分に合った方法を選びましょう。

  1. Australian ETAアプリを準備する

    自分で申請する場合は、iPhoneまたはAndroidのアプリストアからAustralian ETAアプリをダウンロードします。アプリを起動し、画面の案内に従って申請の準備を進めてください。

  2. 申請に使用するパスポートを準備する

    ETAは申請時に使用したパスポートに電子的に紐づきます。渡航時にも同じパスポートを使用する必要があるため、旅行に使用する予定の有効な旅券を準備してください。

  3. パスポート情報ページを読み取る

    アプリの案内に従って、顔写真や氏名などが記載されたパスポートの情報ページを撮影します。読取り後は、氏名、生年月日、パスポート番号などが正しく表示されているか確認してください。

  4. NFCでパスポートのICチップを読み取る

    NFC対応スマートフォンを使用し、アプリの指示に従ってパスポートのICチップを読み取ります。読取りがうまくいかない場合は、スマートフォンやパスポートのケースを外し、端末の位置を調整してください。

  5. 申請者本人の顔写真を撮影する

    アプリ内で申請者本人の顔写真を撮影し、本人確認を行います。明るい場所で顔を正面に向け、目や顔が影や物で隠れないようにしてください。サポートサービスを利用する場合も、必要な本人確認は申請者自身が行います。

  6. 申請に必要な情報を入力する

    連絡先のほか、旧姓・別名、他に保有するパスポート、犯罪歴など、アプリに表示される質問に正確に回答します。複数の国籍やパスポートを持っている場合も、該当する項目には事実どおりに回答してください。

  7. 申請内容を確認して料金を支払う

    氏名、生年月日、パスポート番号、回答内容を確認します。入力ミスや申告漏れは審査の遅れにつながる可能性があるため、送信前の確認が重要です。内容に問題がなければ、アプリの案内に従ってサービス料金を支払い、申請を送信します。

  8. 申請結果を確認する

    申請後は、登録したメールアドレスに届く通知を確認してください。ETAが承認された場合は、ビザ発給番号、有効期間、適用条件などを確認します。結果が届くまでの時間は申請状況によって異なります。

ETAの申請を送信した時点では、まだ承認されたとは限りません。渡航前に承認通知を受け取り、ビザの有効期間と条件を確認しておきましょう。

オーストラリアETA申請に必要なもの

オーストラリアETAを申請する際は、パスポートや本人確認に必要なものを事前に準備しておくと、手続きをスムーズに進められます。申請サポートサービスを利用する場合も、必要な準備について案内を受けながら進めることができます。

  • 有効なパスポート:ETAの対象となるパスポートを用意します。申請時と渡航時には同じ旅券を使用します。
  • カメラ付きスマートフォン:パスポート情報ページや申請者本人の顔写真の撮影に使用します。
  • NFC対応端末:パスポートのICチップを読み取るために必要です。
  • 位置情報サービス:Australian ETAアプリの利用に必要な設定を確認します。
  • 有効なメールアドレス:申請結果や追加確認の通知を受け取るために使用します。
  • 支払い手段:アプリのサービス料金などの支払いに必要です。
  • 申請者本人:顔写真の撮影やパスポートの読取りなど、本人確認に必要な手続きを行います。

申請者の状況によっては、追加情報や書類の提出を求められることがあります。追加確認が必要になった場合は、オーストラリア政府から届く通知に記載された提出方法や期限に従って対応してください。

オーストラリアETAの申請費用はいくら?

オーストラリアETA(subclass 601)には、政府のVisa Application Charge(ビザ申請料金)はありません。ただし、Australian ETAアプリを利用した申請には、20豪ドル(AUD 20)のサービス料金がかかります。

日本語での申請準備を希望する方は、日本語フォームと入力情報の確認サービスを利用できます。パスポート情報などの確認サポートが含まれており、公式アプリの利用料金とは別にサービス料金が設定されています。申し込み前に、提供される内容と料金を確認してください。

  • 政府のビザ申請料金:ETAでは不要です。
  • Australian ETAアプリのサービス料金:20豪ドルです。
  • 民間の申請サポート料金:利用するサービスやサポート内容によって異なります。

自分で申請する方法とサポートを利用する方法のどちらを選ぶ場合も、申請に必要な費用とサービス内容を確認しておくことが大切です。なお、ETAの審査と発給はオーストラリア政府が行います。

オーストラリアETAの審査時間はどのくらい?

オーストラリアのETA申請では、多くの場合、審査結果が比較的早く通知されます。ただし、すべての申請が短時間で承認されるわけではありません。入力情報の確認や追加書類の提出が必要な場合は、結果が出るまで時間がかかることがあります。

申請の送信完了とETAの承認は異なります。出発日まで十分な余裕を持って申請し、承認通知を確認してください。申請前に必要な情報を整理し、入力内容を丁寧に確認することが大切です。

オーストラリア政府は、ETAが発給されるまで渡航手配を確定しないよう案内しています。旅行日程が決まっている場合は、できるだけ早めに必要な手続きを確認しましょう。

ETA申請が進まない・承認されない場合は?

ETAの申請中に問題が発生した場合は、原因に応じた対応が必要です。パスポートの読取りや本人確認、入力内容の確認などで困ったときは、申請サポートサービスに相談することもできます。以下では、よくある問題と対処方法を紹介します。

  • パスポートを読み取れない場合: 情報ページを平らで明るい場所に置き、文字が隠れないようにして再度試してください。NFC読取りでは、スマートフォンやパスポートのケースを外し、端末の位置を調整します。
  • NFCが使えない場合: 端末がNFCに対応しているか、必要な設定が有効かを確認します。対応端末を用意できない場合は、別の対応端末の利用を検討してください。申請方法について不安がある場合は、利用可能なサポートサービスに相談することもできます。
  • 顔写真の撮影がうまくいかない場合: 顔を正面に向け、目が見える状態で、影や強い反射を避けて撮影してください。アプリに表示される指示に従って調整します。
  • 入力情報に誤りがある場合: 送信前であれば、パスポートの記載内容と照合して修正します。送信後やETA発給後に誤りに気付いた場合は、政府の案内に従って必要な対応を確認してください。
  • 追加情報を求められた場合: オーストラリア政府から届いた通知を確認してください。ImmiAccountでの提出が指定されている場合は、案内されたフォームから必要な情報や書類を提出します。指定されていない新しいETA申請を繰り返すことは避けましょう。
  • 結果通知がすぐに届かない場合: 登録したメールアドレスと迷惑メールフォルダを確認してください。追加審査が行われている場合は、政府からの通知に従い、必要な対応を進めます。
  • ETAが承認されない場合: 通知に記載された決定内容と今後の手続きを確認してください。個別の事情によっては、旅行目的や状況に合うオーストラリア渡航用のビザを検討する必要があります。

オーストラリアETAの申請では、パスポート情報や回答内容の正確さが重要です。日本語フォームを利用した申請サポートでは、必要事項を日本語で入力でき、入力したデータの確認サポートも受けられます。自分に合った方法を選び、余裕を持って準備を進めましょう。

オーストラリアETA申請でよくある間違い

ETAはパスポート情報と電子的に結び付くため、小さな入力ミスでも搭乗時や入国時の確認に影響するおそれがあります。次の点を送信前と承認後に見直しましょう。

  • 入力内容の確認を省略する:パスポート番号、氏名、生年月日などを送信前に確認してください。日本語の申請サポートでは、入力データの確認サービスを利用できます。
  • パスポート番号を誤って登録する:読取り後の表示をそのまま送信せず、旅券の情報ページと一文字ずつ照合します。
  • 氏名・生年月日が旅券と一致しない:ローマ字表記や生年月日は、普段使う表記ではなくパスポート記載どおりに確認します。
  • 旧姓・別名・他のパスポートに関する回答を省略する:該当する質問には正確に答えます。複数のパスポートを持つ人は、他の旅券についても申告が必要です。
  • 本人以外の顔写真で進める:申請者本人のライブ写真が必要です。家族や旅行会社が補助する場合でも、本人がその場にいて撮影とパスポート読取りを行う必要があります。
  • 申請完了を承認と勘違いする:送信後はメール通知を確認し、ビザ発給番号、開始日、条件が記載された承認結果を確認します。
  • 新しいパスポートで古いETAを使おうとする:パスポートの失効や更新により、以前のETAは終了します。新しいパスポートで渡航する場合は、新たにETAを申請します。
  • 追加情報の通知を見落とす:登録したメールアドレスと迷惑メールフォルダを確認し、追加確認のレターが届いた場合は記載された手順に従います。

ETAが承認された後に確認すること

ETAが発給されたら、承認通知を保存し、内容を確認します。通知には通常、ビザ発給番号、ビザの開始日、個別の条件が示されます。渡航時には、申請に使用したパスポートを携行し、その番号とETAの情報が一致していることを確認してください。

ETAは通常、発給日から12か月間、またはパスポートの有効期限までのいずれか早い日まで有効です。有効期間内は複数回入国できますが、1回の入国につき滞在できる期間は通常最大3か月です。長期滞在や頻繁な渡航が無制限に認められるわけではなく、個別の条件を守る必要があります。

ETAの詳細は、VEVO(Visa Entitlement Verification Online)でも確認できます。VEVOはオーストラリア政府が提供するビザ情報確認サービスで、有効なビザ、滞在可能期間、適用される条件などを確認できます。Australian ETAアプリの「Visa check」機能でも、ETA申請の状況や詳細を確認できます。

パスポートを更新した場合、以前のパスポートに紐づくETAは終了します。新しいパスポートで渡航するには、新たなETA申請が必要です。出発前には、承認結果だけでなく、使用するパスポート、有効期間、滞在条件をまとめて確認しましょう。