日本人はマレーシア旅行にビザが必要?

日本国籍者が観光、親族・知人訪問などの短期の社会訪問を目的としてマレーシアへ入国する場合、滞在が90日以内で、報酬を得る活動を行わないなら、通常は事前のビザは不要です。

ただし、ビザ免除は入国を保証するものではありません。到着時には入国審査が行われ、旅券、滞在目的、出国予定、滞在先や渡航資金などを確認される場合があります。入国を認めるかどうかは、最終的に入国審査官が判断します。

マレーシア入国手続きで準備したいもの

日本人の短期旅行でも、ビザが不要だからといって準備が不要になるわけではありません。出発前に、次のマレーシア入国条件を確認しておきましょう。

  • パスポート:入国日から6か月以上の残存有効期間が必要です。
  • 帰国便または第三国行きの航空券:マレーシアを出国する予定を示せるように準備します。
  • 滞在費用:滞在中の費用をまかなえることを示すよう求められる場合があります。
  • 宿泊先情報:ホテル予約や滞在先の住所をすぐ示せるようにしておくと安心です。
  • MDAC:対象となる旅行者は、到着前にMalaysia Digital Arrival Cardを登録します。
ビザ免除の対象であっても、パスポートの残存有効期間、旅程、滞在目的が条件に合わなければ入国時に問題となる可能性があります。

MDACはビザとは別の手続きです

Malaysia Digital Arrival Card(MDAC)は、マレーシア入国前に行うデジタル入国申告であり、ビザではありません。日本のパスポートで短期旅行をする場合も、免除対象でなければ通常は登録が必要です。

MDACは、提出日を含む3日間の登録可能期間内に、マレーシア到着前に提出します。政府の公式MDAC登録は無料です。マレーシアの永住権保有者、対象となる長期滞在パスの保有者、外交・公用旅券の所持者などには提出免除が設けられています。免除条件は所持する旅券や滞在資格によって異なるため、出発前に公式案内で確認してください。

MDACの具体的な登録方法、必要事項、提出後の確認や修正については、マレーシア入国カード(MDAC)の書き方ガイドで詳しく解説します。

ビザまたは別の許可が必要になりやすいケース

日本人であっても、旅行の目的や滞在予定が短期の社会訪問と異なる場合は、ビザや事前の滞在許可が必要になることがあります。特に、就労、留学、居住、90日を超える滞在は、出発前の手続きが必要になる可能性があります。

  • 就労:マレーシア国内で報酬を伴う仕事をする場合は、活動内容に応じた就労許可、滞在パス、査証などの要件を事前に確認する必要があります。観光目的のビザ免除だけで就労できるとは限りません。
  • 留学:学業を目的とする渡航では、学生向けの手続きが必要になる場合があります。
  • 長期滞在・居住:90日を超えて滞在する予定がある場合は、短期旅行のビザ免除だけでは対応できません。
  • 特定の活動:宗教活動、調査研究、テレビ・映画撮影などは、渡航前の査証が必要とされています。

民間の有料サポートサービスです。公的機関で直接手続きすることもできます。

旅行目的別:日本人のマレーシア入国の考え方

クアラルンプールに5日間の観光旅行をする場合

日本の一般旅券で、観光目的かつ90日以内の滞在であれば、通常はビザ不要です。ただし、パスポートの残存有効期間、帰国便または次の目的地への航空券、宿泊先情報を準備し、対象であればMDACを到着前3日以内に登録します。

マレーシアで報酬を受ける仕事をする場合

会議出席や短期観光とは異なり、現地で働く目的がある場合は、ビザ免除だけで活動できるとは限りません。勤務内容、滞在期間、雇用形態によって必要な許可が変わるため、渡航前に該当する就労手続きを確認してください。

語学学校・大学へ通う場合

学習のために渡航する場合は、短期の観光旅行と同じ扱いになるとは限りません。学校、期間、受講内容に応じて学生向けの許可や査証が必要になる可能性があります。

「ビザ不要」と「入国手続き不要」は違います

マレーシアビザ免除は、一定の条件を満たす日本国籍者について、短期の社会訪問に事前ビザが不要という意味です。MDACの対象かどうか、パスポートの有効期間、入国審査で示せる帰国・出国予定は別に確認する必要があります。

また、90日以内であっても、渡航目的が就労や留学などに変われば必要な手続きも変わります。複数の国籍を持つ方、別の旅券を使う方、乗り継ぎを伴う方、長期滞在を予定している方は、一般的な説明だけで判断しないことが大切です。

出発前にGo2entryで確認すること

入国条件は、使用するパスポート、滞在日数、渡航目的、入国方法、旅程によって変わることがあります。Go2entryの無料シミュレーターで、実際に使うパスポートと旅行条件に応じて、ビザや入国申告などの手続きを確認してください。