中国入国カード(China Arrival Card)とは?

中国入国カードは、中国本土に入国する外国人のための入国時の申告です。渡航者の本人情報、使用するパスポート、到着予定、入国地点、滞在先など、入国時の確認に必要な情報を申告します。

入国カードはビザや入国許可そのものではありません。ビザの要否や入国資格とは別に、入国時の申告として求められる手続きです。提出しただけで入国が認められるわけではなく、入国時には旅券やその他の必要書類の確認を受けます。

中国入国カードは提出が必要?

中国本土に入国する外国人は、定められた免除対象に該当しない限り、中国入国カードの提出が必要です。日本語の記事であっても、必要かどうかは国籍、使用する旅券、入国方法、乗り継ぎの有無などによって変わるため、実際の旅行条件に照らして確認してください。

ビザ免除で入国する旅行者であっても、入国カードが自動的に免除されるとは限りません。ビザ免除と入国カードの提出免除は別の制度です。

中国入国カードの提出が免除される人は?

中国当局は、次の7区分の外国人を入国カードの提出免除対象として示しています。

区分免除対象
1中国の外国人永久居留身分証を所持する人
2香港・マカオの非中国籍居住者向け中国本土渡航許可証を所持する人
3団体ビザで入国する人、または対象となる団体ビザ免除制度で入国する人
424時間以内の直接乗り継ぎで、入国地点の制限区域から出ない人
5同じクルーズ船で入国・出国する人
6対象となる自動化ゲート(ファストレーン)を利用して入国する人
7国境を越えて運航する交通機関の外国人乗務員

免除に該当するか判断しにくい場合は、出発前に利用する旅券、経路、入国方法に応じて確認しておくと安心です。

中国入国カードをオンラインで記入する方法

中国入国カードは、渡航前にオンラインで記入できます。中国当局の公式申告サービスから自分で提出する方法と、Go2Entryの提携先が提供する任意の民間サポートを利用する方法があります。民間サポートでは、簡略化された入力フォームと提出前の入力内容の確認を利用できます。

  1. 個人情報を入力する。 氏名やパスポート情報を、渡航に使用するパスポートの記載どおりに入力します。
  2. 渡航情報を入力する。 到着日、入国地点、滞在先など、画面で求められる情報を入力します。
  3. 入力内容を確認する。 パスポート番号、到着日、渡航情報に誤りがないか確認します。
  4. 申告を提出する。 利用するサービスの案内に従って手続きを完了します。
  5. 確認情報を保存する。 QRコードや受付情報などが表示された場合は、到着時に確認できるよう保存します。

具体的な表示項目や操作は利用するサービスや旅行条件によって異なる場合があります。渡航直前に慌てないよう、パスポートと旅程の情報を手元にそろえてから進めましょう。

中国入国カードの記入に必要な情報

オンライン申告では、旅行条件に応じて次のような情報の入力が求められます。入力項目は、渡航者に適用される入国手続きによって一部異なることがあります。

  • パスポート情報: パスポート番号、有効期限など
  • 個人情報: 氏名、生年月日、性別、国籍など
  • 到着情報: 到着日、利用する交通手段、便名など
  • 入国地点: 中国本土で最初に入国審査を受ける空港、港、鉄道駅または国境検問所
  • 滞在先情報: 中国国内での滞在先または連絡先
  • 追加申告: 画面上で旅行目的やその他の確認事項を求められた場合の情報

氏名やパスポート番号は、略称や通称ではなく、必ず渡航に使用するパスポートの表記に合わせてください。

中国入国カードはいつ提出する?

オンライン申告は中国への渡航前に行えます。中国当局は、事前にオンラインで記入できない旅行者についても、到着後に入国審査場所で手続きできる方法を用意しています。

一律の提出期限を自己判断で決めず、利用する申告サービスの案内に従ってください。到着日、交通手段、入国地点、滞在先を事前に確認しておくと、入力時の行き違いを減らせます。

提出後の確認方法とQRコード

オンラインで入力を完了すると、申告内容を示す確認情報が表示される場合があります。電子的なQRコードが生成される場合は、画面表示を確認できる状態にしておくか、必要に応じて保存しておきましょう。

QRコードには、申告ページへ進むためのものと、提出後の確認に使われるものがあります。すべての方法・すべての旅行条件で同じ確認情報が発行されるとは限らないため、実際に画面に表示された案内に従ってください。端末や通信の問題がある場合は、到着時に利用できる手段を確認しましょう。

中国入国カードは空港でも記入できる?

はい。渡航前にオンライン申告を済ませていない場合でも、中国の入国地点に到着後、指定のQRコードをスマートフォンで読み取って入力する方法、現地のスマート端末を使う方法、紙の外国人入国カードに記入する方法があります。

ただし、利用できる設備や案内は入国地点の状況によって異なることがあります。事前に必要事項を準備しておくと、到着後に入力する場合にも落ち着いて対応しやすくなります。

中国入国カードの記入ミスを修正するには?

提出前であれば、送信前の確認画面でパスポート番号、氏名、到着日、入国地点、滞在先などを見直してください。特にパスポート情報の誤りは、入国時の確認に影響するおそれがあります。

送信後に修正できるか、どのような修正方法が表示されるかは、申告内容や利用した手段によって異なります。オンライン上で修正できると決めつけず、画面の案内を確認してください。フライトや滞在先が変わった場合、または重要な誤りに気付いた場合は、到着時に入国審査の案内に従い、必要に応じて申告し直すか係員へ申し出ましょう。

中国入国カードとビザの違いは?

中国入国カードは、入国時に必要な情報を申告するための手続きです。一方、ビザは国籍、渡航目的、滞在内容などに応じて別途必要となる場合がある入国要件です。ビザ免除で入国できる場合でも、入国カードの提出が必要になることがあり、入国カードの免除条件も別に定められています。

ビザの要否や免除条件、その他の渡航手続きについては、中国のビザ・入国条件ガイドをご確認ください。

中国入国カードは日本語で記入できる?

はい。中国入国カードは、中国当局の公式オンライン申告サービスを利用して日本語で記入できます。民間のサポートサービスを利用しなくても、自分で申告することが可能です。

入力手続きをもっと簡単に進めたい方へ。 Go2entryの提携先が提供する任意の民間サポートでは、簡略化されたフォームを利用でき、提出前に入力内容の確認も受けられます。記入ミスをできるだけ避けながら、渡航前の準備を進めたい方に便利な選択肢です。

中国入国カードでよくある記入ミス

  • パスポート番号の入力ミス: 数字と英字を取り違えず、旅券の表記をそのまま入力します。
  • 氏名の表記違い: ミドルネーム、姓と名の順序、スペルをパスポートと一致させます。
  • 到着日の間違い: 出発日ではなく、中国本土に到着する日付を確認します。
  • 入国地点の選択ミス: 乗り継ぎの有無を確認し、中国本土で実際に入国審査を受ける地点を正しく入力します。
  • 滞在先情報の不足: 宿泊先や滞在予定先の情報を、予約内容などと照らして入力します。
  • 変更前のフライト情報を入力すること: 便名や到着時刻を変更した場合は、最新の旅程を確認します。
  • 確認せずに提出すること: 送信前にパスポート情報と渡航情報を一度まとめて見直します。
  • ビザと入国カードを混同すること: 入国カードはビザに代わるものではなく、別の入国時申告です。

中国渡航前のチェックリスト

  • 渡航に使用するパスポートを用意する
  • 自分が入国カードの提出対象か、免除対象かを確認する
  • 到着日、利用便・交通手段、入国地点を確認する
  • 中国国内の滞在先と連絡先を準備する
  • 必要な場合は中国入国カードをオンラインで記入する
  • 提出後に表示された確認情報を保存する
  • パスポート情報と渡航情報を送信前に最終確認する
  • ビザなど、入国カード以外に必要となる入国条件も確認する